二宮和也を推すということ
初めに言っておきますが、きもちのいいブログではありません。ファンの方を傷付けるかもしれません。お気持ち整理のチラ裏です。整理できてないけど。
令和元年11月12日。
こんなに同じ理由で大勢の女の子が涙を流す日も、 そうないだろう。私もその一人だった。
二宮くんが、結婚した。
あ、すごい。目で文字を追うよりもずっと、 自分で文字にしたときの衝撃、これ、すごい。
その事実を受け止めている自分が居ることを実感する。すごい、 これ。
泣きながら書きます。
ファンクラブに入るときに選ぶ、好きなメンバー。私は二宮くんを選んだ。 嵐を知ったきっかけは潤くんだし、はじめは翔くん翔くん言ってたけど、いつの間にかずっと二宮くんを目で追っていた。本当に好きだった。
だから知ってたよ。
二宮君が付き合ってる女性のことも、その女性がしてきたことも。
二宮君は何も言わなかったけど、私はずっと、 何度も出てくる報道記事にこれはガチだって思ってたし、結婚だって、いつかするんだろうと思っていた。
だから本格的に嵐を好きになって、 二宮君のこともどんどん好きになっていく中で、この人を推すことはきっと苦しいことばかりなんだって、 でもそれでも構わないって覚悟してた。
覚悟した、つもりだった。
全然だめだ。 全然受け入れられない。
何が構わないだ。めちゃくちゃ構うわ。
嵐を好きになってからというもの、私は物凄い速度で嵐にはまっていくと同時に、物凄い速度で二宮和也という男に恋をしていった。
いやもう、恋だよ。これは恋だった。付き合いたい傍に居たいとかは思わなかったけど、 こんなにドキドキするの、恋以外に形容できる感情がない。
歌声に感情を乗せて歌うよね。表情で魅せてくるよね。本当に、演じるように歌うよね。 どんな表情もどんな歌声も大好きだった。
柔らかく、流れるようにダンスするよね。魅せ方を分かってる、その踊り方に何度煽られたかわからない。
トークではツッコミが多いけど、その場に応じていじられることもボケることも器用にできちゃうよね。 あなたの一言でその場が盛り上がる場面、何度も見てきた。すごい才能だと思った。
周りをよく見ているよね。ふざけているかと思えば、 見えないところでフォローする。だからあなたの司会は安心する。
嵐のことが、好きだよね。誰よりも。なんの躊躇も恥じらいもなく、その気持ちを言葉にできるよね。
ファンの近くに、いてくれるよね。 どんな夢物語よりも現実的な、だけど欲しい言葉をくれる。休止発表後、 何度あなたの言葉に救われたか分からない。
こんなにも、こんなにも、好きな人だった。二宮くんを好きでいて良かったって、 何度も何度も思ったんだよ。
今回のことで、ようやく分かった気がする。 二宮和也を推すっていうことは、こういうことだったんだなって。
彼の器用さに惚れたから、もっと上手にできたんじゃないのって思ってしまって苦しい。
彼の嵐に対する愛情に惚れたから、アニバーサリーイヤーに言うことなかったじゃんって思ってしまって苦しい。
彼のファンへの優しさに惚れたから、 ツアー中だよどうしてって思ってしまって苦しい。
彼の言葉の紡ぎ方に惚れたから、 彼本人の言葉がこんなにも苦しい。
彼の生き方に惚れたから、彼本人が決めた人生が、苦しい。
苦しいよ、二宮くん。
勝手に、「私が好きになった二宮くん」を二宮くんに押し付けては、くるしくて、涙がでる。
可愛い顔して性格は誰よりも男前な二宮君のことだから、どれだけ誹謗中傷されても、どれだけ叩かれても、きっとそんなのは覚悟の上だっただろうし、批判の言葉もあって当然だ、ファンには俺を嫌いになる権利がある、だから好きなようにしてほしいくらいは思っていそうなんだよね。 サラッと。
そして自分が決めた人と自分が決めた人生を歩みたいっていう人でもあるから、どれだけ叩かれようと、どれだけファンが離れようと、一人の男としての幸せを追い求めると思う。
そういうところが最高にカッコイイし、最高に好きだし、最高に嫌いだ。
私は一生かかっても二宮君におめでとうと言ってあげることはできないかもしれない。何も思わなくなった時が、担降りのときだと思う。
いまはまだ、くるしいくらいにバカみたいに、どうしようもなく二宮くんが好きだ。 お祝いの言葉はかけられないけど、でも、それでも好きだ。だからくるしい。幸せになってほしいとも思ってる。幸せになって、そしてその幸せを糧に、もっともっと魅力的になって、また私に恋をさせてよ。 結婚して二宮くんかっこよくなったなぁって思わせてよ。
一人の男としての二宮和也は奥さんのものでも、嵐の二宮和也は、一生私たちのものでいて。 二宮君を好きでよかったって、また思わせて。
ずっとそんなことを、考えている。
分かってる。めちゃくちゃなわがままだ。いまの私はファンとは言えないんだろう。ファンとも言えないこんなぐちゃぐちゃな感情を抱えておきながら、結局二宮くんのこと嫌いになれないのも、それも分かってる。とんでもない自分勝手なわがまましか出てこない私がいつまでもめそめそしてること自体、かれにとってマイナスでしかないことも。わかってる。全部分かってるのに、いっそ嫌いになれたらいいのにと思うのに嫌いにもなれない自分をどうしたらいいのかが、それだけがずっと分からない。くるしい。
なんでなんだろう。なんでこんなに好きなんだろう。どれだけ文句を言いたくても、どれだけ受け入れられないことであっても、結局私は二宮くんの幸せを願わずにはいられないし、二宮くんの笑顔が大好きで、存在が大好きで。だいすきで。
だから二宮くんを批判する声、沢山沢山あるけれど、もうやめて、って思ってしまうんだ。自分も批判したくせにね。おかしいね。
もう彼を悲しませないで、って。悲しい顔をさせないで、って。そう思ってしまうんだよな。本当に、どの口がそんなさ。バカすぎる。まっすぐ好きとも言えないくせに。守ってやることもできないくせに。同じように傷つけることばしか吐けないくせに。かといってキッパリ突き放せもできないくせに。バカすぎるよ。
本当に涙が出るくらいバカなんだけど、私の生きるところに、嵐は、二宮くんはなくてはならないものだったから、たぶんこれからもそうなんだと思うから。バカみたいに、まだ、好きだから。だから結婚後のこれからの時間で、二宮くんのことが好きで良かったと思えるときがくるといいなと、かれが自分自身の選択をこれでよかったと思えるときがくるといいなと、いまはただそう思います。
これがいまの私に出来る、精一杯の推し方。
P.S.
明日、札幌参戦される方。
お祝いムードになんかしなくたっていいんだ。お祝いできなくったっていいし、泣いたっていい。あそこは、嵐に幸せにしてもらいに行く場所だ。幸せだなと思ったら笑えばいい。そうじゃなかったら泣けばいい。
でもその一方で、あそこはファンが嵐を幸せにできる場所でもあると思うから。めちゃめちゃ複雑だと思うけど、皆さんの声が、笑顔が、嵐の糧だと思うから。笑えるときだけでいいから思いっきり笑って。声出せるときだけでいいから思いっきり声出して。どうかステージを盛り上げて欲しい、人任せにもほどがあるけれど、そう願わずにはいられません。
どうか皆様も嵐の5人も、最後には笑っていられるコンサートでありますように。