思ったことをはきだしたいな

基本的に顔のいい男がすきです。楽しいことも悲しいことも、色々考えすぎてパンクしそうになったら書きに来ます。

125×142の宇宙 ~〇〇と二宮と感想書きなぐり~



二宮和也カバーアルバム「〇〇と二宮と」

2022年6月17日に発売されたこのカバーアルバム。待ち望んでいながらずっと夢を見ているようだったそれに触れたオタクが、泣きながらつらつらと感想文を書いていきます。先に言っておきますが結構長いです。

長いわりに思ったことの8割は言語化できてないし、音楽知識があるわけじゃないからほんとに自分の好みの話になるし、解釈なんて500万通りあってしかるべきで正解は二宮くん本人にしか分からないということを前提で書きます。全ての主語は「わたし」です。

01.君と僕の挽歌 / さかいゆう


ドストレートにブチ刺さりました。 なんか正直、カバーアルバム出します!ってなってもその事実自体が夢みたいで意味わからなすぎて、二宮くんがどんな感じでカバーしてくるのか全く想像ついてなかったんですよ。なのでどうしてもお宝音源の二宮くんをイメージしながら聴いたこの1曲目、その期待のど真ん中ぶち抜いてくる直球ストレート。これ、これだよこれ……!!という高揚感。全曲の中で一番鳥肌ブワッブワ立って興奮したのはこの曲でした。

「思い出増えない でも輝いてる 今」の 「い」!!! い!!!!!!!!!!!!!!

THE・二宮和也のこの、何ですか?これなんて言うんですか?しゃくり??(音楽偏差値2)

大好物。ビタスイの甘く切ないの「い」と同じやつ。これ聴いた時点でもう「好き…」って口から出てた。

何よりこの曲は二宮くんらしい語尾の抜け方を堪能できる。ちょう好き。この息遣いでメシ食える。 ずっとひとりごとみたいに語尾を伸ばさず歌い上げたあとに、「ねぇ」のところで急に語尾がふわっとほどける原曲様の歌い方も大好きだけど、自分にすら問いかけるような、余韻を含ませた二宮くんの歌い方もとっても素敵です。

特にサビが至高。二宮くんの歌は表情があると思っていて、私はそういう二宮くんの歌い方が大好きだから、そういう意味でも本当にこの曲が好きです。セリフを言うみたいに、演じるように歌う表現力。それがこの曲の素敵な歌詞との相性ばっちりで、ギュンギュン胸に刺さる。

優しく問いかけるひとつひとつの歌詞が、ことばが、果てしなく優しくてあたたかで、切ない。こんなにあったかいのにこんなに切ない。決して後ろ向きな歌詞じゃないのに、泣いてるわけじゃないのに、とっても優しい顔をしているのに、どこまでも切ない。

特にオチサビの「調子どうですか?」の切なさたるやないでしょ。泣いてしまった。ここすんごい鳥肌立った。 どこまでも澄んだ青空と、見上げる瞳に浮かぶ涙がブワっと脳内に広がる。 そこから「優しい~」「あきらめ~」の冒頭また二宮しゃくりが炸裂するのでもうだめなんですよこんなものは。だめです。私が大好きな二宮くんだった。


この曲をベイストで紹介したときの二宮くんは「普段、そんなに歌詞を主立って聴くことはないです。ノリだったりとかメロディーだったりとか雰囲気で聴くことが多いんですけど、なんか、歌詞が良かったんだよな~この曲。3杯飲めます。泣けてくる」と語っておられました。この曲がつくられた背景とか、歌詞の意味とかを考えながら聴くとすごくいいと。 二宮くんにとっても、歌詞を自分なりに解釈して、咀嚼して、その上で沁みる曲だったのだろうと思います。だからこそ自分で歌うときもその「二宮くんなりの解釈」が表現されていて、とっても良い。

きれいなものに出会ったときの二宮くんの感受性の高さ、それを表現する表現力。どこをとっても好きすぎる。

あと二宮くんさかいゆうさんの声を大絶賛していて、この曲もとにかく声がいい!!ってずっと言ってた。超分かる。分かりすぎる。私はアニメ主題歌としてこの曲を知った勢なんですけど、アニメの雰囲気と声の相性が良すぎてひっくり返った記憶がある。

二宮くんの声で歌われる君と僕の挽歌も最高だけど、原曲すごく良いのでぜひみなさま……ぜひ……


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02.Waking with you / Novelbright


原曲大好き勢です
マジで原曲が大好きすぎて、一時期狂ったように聴いていました。原曲の何が素晴らしいって、化け物歌唱力のボーカル竹中さんの突き抜けるような高音、風を感じる疾走感、ラスサビに向けた圧倒的盛り上がり、良すぎる歌詞。

なのでこの曲に関しては、二宮くんがお宝音源みたいな感じで(それこそ君と僕の挽歌みたいな感じで)自分の表現力バッキバキに使ってこの曲を歌いあげたら私はしんでしまうんじゃないかと思っていました。マジで。

想像の斜め上からぶん殴られた

いや、マジでこれに尽きる。これ。斜め上でした、いい意味で。

まず原キーは音域お化けしか歌えんって分かってたのでキー下げはそらそうやろって感じだったんですが、その下げたキーがまたこれ……今回のアレンジですごくいい方向に作用していてね……好きでしたね……

原曲がバンドなので、バンドならではの音の真っ直ぐさというか、一直線にこっちに訴えかけてくるような誤魔化しのない力強さみたいなものがこれまた大好きだったんですが、二宮くんカバーは電子感が強くてめちゃくちゃ驚いた。バンド曲を!?!そうくる!??みたいな。

だから正直バンドらしい真っ直ぐさみたいなものはカバーの方にはないかもしれない。アレンジ色が強い。なので私も最初はこれどない!?大丈夫!?(?)という気持ちで聴いていたんですが、サビあたりでやっぱり「好き……」しか言えなくなっていてだめでした。

なんだろう。今の二宮くんだから歌える、って感じがした。原曲の青々とした爽やかで力強くて、好きだと言う気持ち以外なにもないみたいなどこまでも真っ直ぐに澄んだ雰囲気が一変、二宮くんのカバーはチープな言葉を使って表すのであればすごく“大人”だった。

アレンジによる音の変則感、低めの音域のAメロBメロから優しくこちらを包み込むようなサビ、一筋縄じゃいかないおとなの愛し方って感じがしてたまらんかった。たまらん。めちゃくちゃ二宮くん。

というかシンプルに歌がうますぎる二宮くん。キー下げしてるとはいえこの激ムズ曲をそんな……まじかよ……という気持ち。要所要所、とびきり甘い裏声になるのがとにかくずるすぎる。

サビになるとその甘さが見えるの本当にずるいし、極めつけの「どんな色でも愛することができそう」で脳みそがとろけてしまう。二宮くん嵐だと上ハモはよくやってるけど、ここまで高音のメロを曲中に何度も歌うことってあんまないじゃないですか……綺麗すぎてびっくりしちゃった……こんなん全世界がとろけてしまう……

直球の愛のうたを自分の色に染めて深い甘さだけを残していく二宮くん、すっごいずるいです。大好き。 そしてこちらも原曲、原曲を聴いて欲しい……最高なので……ほんとうに涙が出るほどに真っ直ぐ胸に刺さるので……


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03.Pretender / Official髭男dism


こちらもバンド曲、みんな大好き髭男さんです。

バ~~~~~~リカッコイイ しんどい

くっそしんどい。この曲がいちばん「しんどい」かもしれない。ほんましんどい(しんどいとは)

この二宮くん、君の運命のヒトは僕じゃないかもしれないけど世界は絶対二宮くんのものじゃないですか?無理じゃないですか? こんな世界の覇者みたいなNinomiyaイケ男dism出しておきながら叶わぬ恋してんのマジでしんどくないですか?いま私はなにをしゃべっていますか?ちょっと落ち着いてください

これも2曲目とはまた違った方向で斜め上でした。めっちゃ好き。キレるほど好き。

1曲目で「これだよこれ~~~!!!!」を出してきてその余韻に浸る間もなく、2曲目3曲目で新しい二宮和也を出してくる。二宮くん本当にそういうところある。1枚のアルバムですでにこんなにも色が違う。音楽の可能性、表現の可能性、二宮くんが触れる音たちはいつだってひとつとして同じものはなくてキラキラと楽しそうで、そういう感情込みでいろんなものが過多でオタクの情緒はもう瀕死です。

これ原曲の藤原さんの歌い方もかなり表情があるというか、藤原さんも感情が伝わる歌い方や刺さる歌詞を書くのがすごく上手な方だと思っていたので、二宮くんもそういうの得意だもんなぁ相性よさそうだなぁと思ってたら、これまたすんげぇカッコイイ方向できたのでひっくりかえってしまった。これは映像があるならダンスナンバーって感じ。二宮くんの「アイドル性」を感じる1曲でもあった。

もちろんこの曲に映像はないし、ダンスだってない。届けられるのは歌声だけだけど、その歌声ひとつで「パフォーマンス」が思い浮かぶ。アップテンポなアレンジと真っ直ぐで男っぽさを感じる声の出し方がとにかくカッコよくて、切ない歌だけど切ないだけじゃない輝きと、「魅せられる」という感覚にゾクゾクした。 原曲の世界観を残しながら、その共感できる切なさを残しながらも、別世界からこちらを魅了してくる圧倒的なアイドル性。ひっくり返ってしまうだろこんなものは。しんどい。

二宮くん、嵐の曲でもそうだけど曲の感じに合わせて声の出し方変えてくるの本当にずるいんだよな。音だけじゃない、声でも雰囲気を変えてくる。そのギャップの生み出し方すらめっちゃくちゃアイドルなんですよね。大好きなんですよね。

二宮くんと髭男さんと言えば、ベイストで紹介していたStand by youも私だいすきです。「バンドと言う形式をとって、このテイストを出すっていうのが凄くない?音楽がほんとに好きなんだなっていうのが、めちゃくちゃ伝わってきません?」と言っていましたね。非常に二宮くんらしい言葉だなぁと思って聞いてた記憶がある。

多分二宮くんのオタクにしか分からない「二宮くんっぽい」「二宮くん好きそう」が髭男さんの音楽にはある気がね、しますよね……!

なお二宮さん曰くOfficial髭男dismさんは「僕が一番最初に発掘した」方たちだそうです(草) 原曲は有名なのでみなさんご存じかもですが、是非Stand by youも聴いてね(謎宣伝)


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04.ひまわりの約束 / 秦基博


何回聴いても泣いてしまう。聴けば聴くほどに二宮くんがいとしくなる。

「返したいけれど 君のことだから もう充分だよって きっと言うかな」
「いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて」

二宮くんすぎる。二宮くんというか、嵐すぎる。私が嵐に送りたい歌すぎる。
だけどこれを私ではなく二宮くんが歌っているという事実がもうだめ。二宮くんがどんな想いで歌っているかなんて知る由もないけれど、二宮くんは誰を思い浮かべてこの歌を歌ったのだろうと考えると涙が出てくる。二宮くんが好きでよく聴く曲からチョイスしたという楽曲たち、どんな気持ちでいつもこの曲を聴いているのだろうと考えるとやっぱり涙がでてくる。ひまわりの約束、限界オタクに大変よく刺さります。

アカペラっていうのがなおさらしんどい。オシャレなアレンジで音の可能性を広げた2曲目3曲目とは違って、歌詞のメッセージ性を色濃くしたアレンジで伝わってくる想いの強さがなんかもう、涙腺に直撃してくる。
もちろん二宮くんの歌はファンとしての大前提で私好みであるし、きっと何を歌ったっていいなぁと思うんだろう。でもそういうのは別にしたって、このカバーは「二宮和也が歌うから」胸に刺さる。音がいい、歌詞がいい、アレンジがいい、それは間違いなくそうなのだけど、それだけじゃない。メッセージ性の強い曲だからこそ、その人の人柄や歴史を多少なりとも知っている「私」に刺さる。二宮くんがこれまで歩んできた道も、出会ってきた人たちも、いま立っている場所も、それらを見てきた人にだけ刺さる何かがあるこの曲を、アカペラという「ひとの声」だけで紡いでくるのが本当に本当に素敵。

優しい歌声。胸を震わす感情の波。曲というよりはひとつの作品を見ているような、そんな気分になりました。


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05.Attitude / Mrs.GREEN APPLE


伝説のAttitude、もはや謎の貫禄すら感じた。アルバムにおける存在感のデカさがすごい。物語はここから始まった感ある(?)
もうぜんぶ好き。隅から隅まで完璧に好き。

ひまわりの約束の二宮くんじゃないけど、綺麗なだけじゃないものを音に乗せているこの曲こそ「Mrs.GREEN APPLEが歌うから」刺さる曲のひとつだと思っていて。その「作品」を壊さず、尊重し、美しく保ったまま自分の色を乗せる、二宮くんカバーのAttitudeはそういう「凄み」すら感じる。
これは全カバー曲に通じて言えることだけど、二宮くんの歌は歌詞の解像度がえげつない。複雑な思考回路、芯の食えない話口、上手に自分の本音を避けるように話すその口が紡ぐ歌声に、ひねくれたものなんて何もない。二宮くんの歌声はいつだって正直で、歌詞に込められた思いを真っ直ぐに語り掛けるかのように伝えてくる。その表現力の「凄み」を、Attitudeは特に感じたなぁ。

「キャッチーなメロディーに隠れるは そう、偶像」

ここの儚さたるや。力強いのに、そうだよね、そうだね……と胸に刺さる儚さがある。

「夢から覚めて魔法はね いつか解けるの」からはじまるCメロの畳みかけるような感情の乗せ方、はじめてラジオで聴いたときは本当に呼吸が止まったんですが、いま改めて聴いてもやっぱり呼吸がとまってしまう。あまりに美しくてくるしい。魔法をかける側の二宮くんが、「偶像」の象徴である二宮くんが紡ぐすべてが美しくて、儚い。くるしい。

もちろん歌詞を書いたのは二宮くんではないから、その歌声にどれだけ二宮くん本人の気持ちが乗っているのかは分からない。それでもアイドルとしてトップを走り続けてきたその背中はいつだって大きくて、美しくて、どうしようもなく儚い。その歌声に乗せた「アイドル・二宮和也」の面影を、とんでもない解像度でぶつけられる感じ。えげつない。

今回アルバム収録になってだいぶアレンジ変わっててキャッチーさが増したことにより、「偶像」感が増してたのも好きポイントでした。でもラジオでのシンプルなピアノアレンジもだいすき。二宮くんの声とピアノ、相性が良すぎるので。

原曲様も文句なしで良いです。これからの季節は全世界 青と夏を聴いてください(謎宣伝2)


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06.想うた ~愛する人を想う~ / キヨサク


オタクにブチ刺さりナンバー

あの……すご、これびっくりしませんでした? 私はシンプルに混乱しました。歌詞カード見ながら聴いてたので、第一声で「?????」ってなって段々「……?」「……!?」「!?!???!」ってなりました。分かります?(分かりません)

二宮くんって、ほんと、そういうとこだよね。ほんとそういうとこ。大好きなんよ。だいすきしかない。 2曲目3曲目あたりの楽曲としての斜め上さには触れましたが、この想うたはさらに斜め上。どういう経緯でこういう形にしたのか、金なら払うから聞かせて欲しい。

収録中のなまの声。笑い声。声の揺れ。息遣い。

ただ、音楽がすきだという感情。

ただただ音楽を楽しむ二宮くんがそこにいて、たまらない気持ちになった。きこえてくる全てが尊かった。 CDに収録する形としてはある種「未完成」とも言えるそれを届けてくれた二宮くんは、いったいどこまで私たちの想像を超えてくるのだろう。「こんなのも面白いんじゃない?」「こういうのがあってもいいんじゃない?」というどこまでもエンターテイナーとしてそこに立ち続ける在り方を、私たちの「見たいけれど見せてくれることはないだろう」というポイントをついてくる思考の柔らかさを、私はどれだけ好きになればいいんだろう。

それとこの想うたは、想う対象によって異なる歌詞の曲があるシリーズです。二宮くんどれ選んだんだろうな~「愛する人」とかだと照れちゃって選ばないかもな~~「仲間」とかかな~~なんて呑気に思ってたんですが、まんまと「愛する人」がチョイスされていたのでこの時点でぶっ倒れました。

私は二宮くんを分かってなさすぎた。いつだって音楽のとなりに居る二宮くんは誰よりも正直に愛を紡ぐ人だった。分かりにくいかもしれないけど、表には出さないかもしれないけど、いつだって柔らかく愛情深い人だった。二宮くんが「愛する」対象は、きっとこの世界にたくさんある。そりゃあ「愛する人」を選んでもおかしくない。

そんな二宮くんの、「愛する人」を想ううた。なんの加工も修正もない、ありのままの「愛」のうた。しんでしまいます。あまりにいとしい。

嵐の活動休止にあたってただひとつ、「休止しても会えること」を条件に出した二宮くんが歌う「でも本当は本当の本当は 会いたいときにすぐに会いたい」というフレーズ、もうそれは、どこまでも澄んだ、だれよりも綺麗な、たったひとつの愛なんよ。


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07.廊下を走るな / 日食なつこ


きました、二宮くんが君と僕の挽歌と同じく歌詞に惹かれまくっている曲。というか二宮くんは日食なつこさんに関してはアーティストまるっとその才能に惚れているフシがあります。二宮くんが好きな音楽ってマジで二宮くんっぽくて愛してしまう(?)

これもめ~~~~~~っちゃ良かったなぁ。いや全部良いんだけども。 原曲がピアノ曲なので、カバーはそれに比べるとすごく壮大な感じになってる。 二宮くんは淡い儚さの天才でもあると同時に、芯のある圧倒的な人としての強さも持ち合わせているので、この壮大な音と尖った歌詞と二宮くんの強さがベストマッチ。本当に歌い方でガラッと印象を変えてくる二宮くん……天才なんか……それはそう……(自問自答)

この力強さ、いつのまにか目を背けていたような何かにグサッと刺さるような説得力、二宮くんの歌声にこれがあるのは、二宮くん自身がこの歌に諭されている「弱さ」があったからなのかもしれないなぁ

原曲の日食なつこさんの歌を聴いて、この歌詞で諭されて、そうか、って前を向きなおして。二宮くんの強さはこういうところにある。二宮くん自身が音楽で心を動かされているから、二宮くん自身が感動して、自分の弱いとこにも目を背けていたかったことにも向き合っているから。だから二宮くんの歌声は人の心を動かすし、感動させるんだなぁと、この曲を聴いていて改めて思いました。

原曲リスペクトも非常に感じられて、Cメロの歌い方とかめちゃくちゃいい。「ページ」じゃなくて「ペィジ」なとことか、めっちゃ日食なつこさん。最強。勝てん。


なお二宮くん、日食なつこさんの曲聴いてると酒が進むって言ってました。このひと君と僕の挽歌でも酒飲んでるんで、歌詞が刺さる曲で酒飲めるタイプの人間です。推せます。


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08.HONEY BEAT / V6


信じられます?いま「HONEY BEAT V6」の字面書いただけで泣きました(何の報告ですか?)

いちばん泣いた。意味わからないくらい泣いた。V6お兄さんの曲というだけで泣けるのに、二宮くんの歌声とMVで完全に涙腺バカになってしまった。

まさかのストリングスアレンジはずるくないですか?

皆さん仰られてますけど、原曲V6さんのHONEY BEATが涙を笑顔に変えてくれるような、一緒に走ってくれて背中を押してくれるような「笑って」であるならば、二宮くんのそれは「笑って」と言われるたびにボロボロと涙が出るような、とても不思議な感覚。実際めちゃくちゃ泣いてしまった。悲しい涙でもないし寂しい涙でもないのでもうよく分からない。

あくまで私の感覚なんだけど、V6さんが「大丈夫だよ、それでいいんだよ、だからここで諦めんなよ、涙拭いて俺たちと一緒に行こう、笑顔のきみが最高だよ!さぁ笑って!」みたいなイメージなんですよ。 二宮くんのは「頑張ったね、しんどかったね、泣いたっていいよ、そしたら次は最高の笑顔でね、胸はって前向いて行ってらっしゃい。ね、笑って」って感じ……自分で書いていて迷子になってきた 伝わらない

V6さんは最後まで一緒に走ってくれるけど、二宮くんは私の背中をぽんって押して微笑んだら最後、あとは遠くから見守ってる感じって言えばいいの……? だからなんか、二宮くんが優しく笑うたびに、「笑って」とこちらに呼びかけてくれるたびに、どっかに消えちゃいそうでウオーーーーンンンってなっちゃう 何だこの感じ 笑ってって言われてるのにばかみたいに涙しか出てこなくて本当にごめんのきもち

なんかな……なんだろうな、言語化が難しいんだけど、笑ってと言われているのは私なのに、逆に二宮くんに「笑って」と言ってあげたくなるような、このひとを幸せにしたい、笑顔でいて欲しい、と思ってしまうような歌声だった。限界すぎて、MV見ながらおれが絶対に幸せにしてやるから結婚しようって口走るなどしていました(だいぶやばい)


このひとをここに繋ぎ止める何かがほしい、って思った。消えてしまわないように、いつだってとびきりの笑顔でいられるような何かが欲しい、って思った。


嵐の声が聞きたい、って思った。


もとがV6さんっていうグループの曲だからかもしれない。6人みんなで一緒になって聴いている人を勇気付けてくれる曲だからかもしれない。
その曲をひとりで微笑むみたいに歌う二宮くんのとなりに、4人がいて欲しいと思った。ここまで二宮くんのソロをめちゃくちゃ楽しんでおいて最後、「嵐」のひとりとしての二宮くんが恋しくなってしまった。

それから、二宮くんはV6お兄さんが大好きだから、きっとこの曲にも二宮くん自身が励まされて背中おされてきたんだろうなと思いました。
だからこそお兄さんたちと同じような背中の押し方は選ばなかったし、自分自身が6人に救われたときのしんどかった気持ちや葛藤が彼の中にあったからこそ、「苦しさに寄り添う」ようなHONEY BEATになったのかもなぁなどと思いました。わかんないけどね。ぜーーんぶ憶測!!!(堂々)

HONEY BEATに関しては正直感情がバカになってしまったので話が永遠にまとまりませんが、とにかく二宮くんいとしい宇宙でいちばん幸せになれという気持ちです。総括してそれ。

二宮くんがV6というグループをずっとずっと尊敬し愛し続けていること、6人のおかげで向き合うことができたアイドルという職業を誇っていること、どれだけアーティストとしてソロで魅せる力があろうと「僕はジャニーズ事務所に所属している嵐というグループのアイドルです」という彼の中心にあるものがこの先もずっとブレることはないこと。これをカバーアルバムの最後のこの曲で、伝えられたような気がしました。




全編通して思ったことは、やっぱり音楽とともにある二宮くんが大好きだなぁということです。 音で、歌詞で、声色で、息遣いで、くるくると変わる二宮くんの「歌」の表情が本当に本当に大好きだなぁということです。 二宮くんが大好きな音楽を自由に、楽しくやれているのが1番、いちばん幸せで尊いことだなぁということです。


正直、嵐の活動が休止して、二宮くんはもしかしたら歌うことや踊ることをやめてしまうかもしれないと思っていました。ファンがそれを勿体ないと思ったからといって、強制することはできないということも分かっていました。
だけどほかでもない本人が休止したからといって歌や踊りをやめるのは勿体ないと思っていたこと、自分のやりたいという意思の元で今回のカバーアルバムを実現させてくれたことを本人の口から聞いて、本当に本当に嬉しかった。

そうやってやりたいことをやりたいと言って、好きなことを好きだと言って、自由に楽しんでいて欲しいんだよ。二宮くんだけじゃなくてみんな、嵐みんな。そうやって笑っていて欲しいんだよ。

だから、嬉しかった。おれはいま楽しいよって、音楽を通してとびきりの笑顔を届けられたような感覚。嬉しかったなぁ。


そんなきらきらの感情を届けられてしまったもんだから、どうかこれからも二宮くんの「音楽が好きだ」という気持ちが輝き続けますように、自由に音楽を楽しんで、自由に表現できる世界でありますようにと、そう願わずにはいられないです。




さぁ、明日6月20日から。 このアルバムの全8曲は、ダウンロード・ストリーミング配信がはじまります。誰でも二宮くんの歌声を聴くことができる。すばらしい世界すぎる。生きる価値しかない。

たくさんの人に二宮くんの歌声が届くといいなぁと思います。だけどそれ以上に、明日も明後日もずっと二宮くんが音楽を楽しんでいてくれるといいなぁと思います。自由にふんふん鼻歌歌いながら、毎日を過ごして欲しいなぁと思います。



そしてそんなことを思いながらも、全世界に二宮くんの歌声が届くことを望みながらも、私にとってこのCDは、てのひらにおさまる125mm×142mmの世界は、二宮くんから贈られた、銀河にも勝るきらきらトクベツなたからものです。